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| III. | 高密度ポリエチレン |
低圧法やフィリップス法で合成したポリエチレンは、分子の枝分かれが少なく、材料の中で結晶構造をとっている部分が多く密度が高いので、高密度ポリエチレンといい、高圧法のポリエチレンに比較して透明性、加工性、耐候性ではややおとるが、硬度、強度、耐熱・耐寒性能ではすぐれている。
高圧法によるポリエチレンは、結晶化度が数十パーセント、密度0.92g/cm³、軟化点温度が100°C程度にとどまり、低密度ポリエチレンとよばれるのに対して、高密度ポリエチレンは、結晶化度が95%に達し、単結晶の密度は0.95g/cm³、軟化点温度は120°C程度になる。