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| III. | オプション取引 |
オプション取引とは、あらかじめさだめられた期日(ヨーロピアン・タイプ)あるいは期間内(アメリカン・タイプ)に、あらかじめさだめられた価格で資産を売り(プット)買い(コール)することを約した権利を売買する取り引きである。このように、オプション取引には事前にきめられた一定時点においてのみ権利行使することができるヨーロピアン・タイプと、一定時点がすぎるまではいつでも権利行使することができるアメリカン・タイプの2つがある。また、オプション取引には、資産を購入する権利を取り引きするコール・オプションと資産を売却する権利を取り引きするプット・オプションがある。
オプション(選択権)の買い手は売買する権利のみを手にいれ、いかなる義務もおわない。いっぽう、オプションの売り手は義務のみを負担し、いかなる権利も取得しない。この点が上述した先物取引とことなるオプションの特徴である。そこで、オプションの買い手は売り手に対して、プレミアムという対価を支払う。
オプション取引には取引所で取り引きされるものと店頭市場で取り引きされるものがあるが、東京証券取引所や東京金融先物取引所のような日本の取引所以外でも、たとえばシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)やシンガポール国際通貨取引所(SIMEX)においても日本の金融商品が取り引きされている。