デリバティブ
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デリバティブ
IV. スワップ取引

スワップ取引とは、金利や為替、期間などのさまざまな諸要素を交換することにより、より効率的で有利な状況をもたらすためにおこなう取り引きである。なお、ここでいうスワップは、外貨資金の直物売り(または買い)と、それと同額の外貨資金の先物買い(または売り)を同時に契約するスワップ取引とはことなる。

代表的スワップには、金利スワップと通貨スワップがある。金利スワップとは、同一通貨債務の間で、固定金利と変動金利、または期間のことなる変動金利の支払いや受け取りを交換する取り引きである。一方、通貨スワップとは、ことなる通貨債務の間の支払いや受け取りを交換する取り引きである。一般には通貨スワップにふくまれるが、ことなる通貨債務間でことなる金利について交換するスワップを通貨金利スワップということもある。このように、同じスワップとしてとりあつかわれる金利スワップと通貨スワップであるが、金利スワップは定期的に受け払いする金利を交換するのみで元本は交換されない(元本を交換しても同一通貨なので意味がない)のに対して、通貨スワップは異種通貨の元本も交換する点が大きくことなっている。

近年、デリバティブ自体を投機対象とする取り引きが急激に拡大し、金融商品の価格が大きく変動するなど、さまざまな問題が出ている。そのため、各国の金融機関では、デリバティブ規制の動きもみられる。