「天神」とは、もともと中国で天界にいる神をいい、日本では、記紀神話(→ 古事記:日本書紀)の天(あま)つ神にあてられたほか、中国風に天神や雷神をまつる風習も各地におこった。いっぽう、平安時代には、疫病流行などの不吉な現象の原因を、政治抗争に敗れ、うらんで死んでいった人々の怨霊の仕業と考えて、それらをまつる御霊信仰も盛んになった。