オペラント条件付け
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オペラント条件付け
II. 強化子

上にしめした原理からも明らかなように、オペラント条件付けは強化のあり方に大きく依存する。強化をもたらす刺激を強化子とよび、オペラント行動の生起確率を増大させる場合のそれを正の強化子、生起確率を減少させる場合のそれを負の強化子という。強化子をあたえる頻度や時間間隔によって、オペラント行動の生起確率はことなってくる。したがってオペラント条件付けは、操作的には、強化子をどのようにあたえてオペラント行動を変容させるかを問題にすることだということになる。

スキナーは、ネズミやハトを被験体に、オペラント行動としてバー押し反応を、強化子には餌(えさ)をもちいて、この種の研究をおこなった。すなわち被験動物に自発する、バー押し反応に対して、その直後に餌を強化子としてあたえるという随伴性強化によって、そのバー押し反応の生起確率はしだいに高くなり、そのうちに被験動物は、そのバー押し反応と強化子との随伴関係を把握したかのように、バー押しを高い頻度で持続的におこなうようになる。これがオペラント条件付けである。