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| II. | 毛様筋の働き |
まず第1は水晶体の調節である。目はピントのあった像を網膜にむすぶために、その毛様筋の働きによって水晶体の厚みを変化させる。この毛様筋の反応が中枢につたえられ、それがなんらかの奥行き情報として利用されている可能性がある。ただし、これが独立の働きなのか、次にのべる両眼輻輳(ふくそう:対象物に左右の視覚を集中させること)や両眼視差と協同した働きなのかはまだ不明なところがある。また、効果をもつとしても数メートルの近距離にかぎられるようである。