古墳時代
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古墳時代
IV. 時期区分について

従来は、古墳の築造時期から大きく前期、中期、後期の3区分をもちいたが、現在は前期の前に出現期、後期の後に終末期をくわえることもある。

前期はおよそ3世紀後半~4世紀にあたる。前方後円墳が定型化し、似たプランの前方後円墳が各地で築造される。副葬品には、三角縁(さんかくぶち)神獣鏡などの鏡(銅鏡)、碧玉製腕飾りに代表される宗教および呪術(じゅじゅつ)的祭祀(さいし)具、鉄剣や鉄刀、甲(よろい)などの金属製武器、武具類などがある。

中期は4世紀末にはじまる。朝鮮半島と共通する馬具、武具類が大量にみつかるようになる。前方後円墳も応神天皇陵(誉田山:こんだやま)古墳、仁徳天皇陵(大山古墳)など全長400mをはるかにこす巨大なものがつくられた。また、中国大陸や朝鮮半島からの渡来工人による須恵器の生産もはじまる。

6世紀代の後期になると、埋葬施設も横穴式石室(石室)が一般化し、副葬品も精巧な装飾品、玉類などが中心となる。7世紀半ばから古墳造営は衰退し、畿内中心部で政権の重要人物を対象とした小古墳のみが築造されたり、小円墳が群集するかたちをとり、地方では横穴墓が主流となった。

天皇陵