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ポンチョ
I. プロローグ

南アメリカアンデス山脈地帯のアメリカ先住民(インディオ)が、防寒用の外套(がいとう)や毛布がわりにもちいた伝統的な民族衣装。メキシコではウィピールとよばれている。

II. ポンチョの特徴

正方形、長方形の毛織物の中央にスリットを開け、そこに頭をとおして体にまっすぐに、あるいは斜めにかけるだけの原始的な貫頭衣である。明るい原色の縞や、縞状に模様をおりこんだ手織りの毛織物をもちいる。縁は織糸によるフリンジ状とする。

III. ポンチョのルーツ

もともとペルー語のポンチョは、先住民特有のデザインをほどこしたアルパカ、リャマ、ヒツジなどの毛織物をさした。16世紀にスペイン人が、この布をつかった衣服の形を意味する言葉としてもちいるようになり、現在にいたる。

IV. 現在のポンチョ

1940年代後期にアメリカで流行し、その後ヨーロッパにもつたわった。60年代後期の民族衣装の流行期に、ふたたび注目をあつめた。

ほかに、防水布でしたてた登山やハイキング用の袖(そで)のない雨よけコートをさすこともある。