| 茶道具 | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
茶の湯でもちいる道具には、古い時代に生まれたものから現代のものまで、多種多様のものがみられる。しかしいずれの時代においても、茶の道具はその時代の美術工芸の高い水準のもののうちからえらばれ、とくに千家流の茶道では、千家十職の名でよばれる茶の工芸を家業とする古い家筋によって、千利休以来の茶道具の伝統がまもられている。
茶道具はいわゆる鑑賞を目的とする美術品とは性格がちがう。茶道具は道具という言葉のとおり、使い方によって、生かされもするが、価値をうしなってしまうこともある。茶会(→ 茶事)の目的やほかの道具とのとりあわせ、あるいは季節などのタイミングなどに適した使い方がもとめられる点に茶道具の特徴がある。