茶道具
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茶道具
VI. 茶器

抹茶をいれて茶席にもちだす道具を茶器と総称する。抹茶には濃茶(こいちゃ)と薄茶(うすちゃ)の2種類があるが、一般に濃茶をいれる器を茶入とよぶ。茶入は通常焼物でつくられ、象牙の蓋(ふた)をもつ。この茶入を袋にいれ、袋の上につけられた緒をむすぶ。袋は名物裂とよばれる、中国やさらに西方の外国から移入された織物でぬわれることが多い。薄茶をいれて茶席にもちだす器は薄茶器ともよび、これには多くの種類がある。代表的なものに棗(なつめ)がある。黒塗のもののほか、蒔絵をほどこしたものももちいられる。