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| VII. | 茶杓(ちゃしゃく) |
抹茶をすくうのにもちいる匙(さじ)が茶杓である。竹、木、象牙など種類は多い。一般に竹の茶杓で、節が中ほどにある中節の竹茶杓がもっともよくもちいられ、この形は利休好みといわれる。利休による「中節の茶杓」が生まれてから、この竹茶杓を基準として、利休以後の千家代々の家元をはじめとし、有名な茶人によって茶杓がけずられている。
茶杓は竹筒におさめ、木の栓がある。この筒に作者みずから銘を書きいれ、花押を墨書する。