茶の湯においてもっとも正式な客のもてなしは、茶の湯の料理、懐石とともに濃茶(こいちゃ)と薄茶(うすちゃ)をもてなす「茶事」である。かつては茶会といったが、近年は大勢の客をまねく大寄せの茶会がふえたので、これと区分する意味で小人数の正式の茶会を茶事とよんでいる。茶事には季節の移り変わりや、1日の時間の流れにそってさまざまな種類があげられる。ここではそのいくつかを紹介する。