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高木
I. プロローグ

樹木を高さによってわけるときの目安で、背の高い木のこと。もとは喬木(きょうぼく)ともいったが、最近はつかわれない。高木に対して背の低い木のことを低木という。数値として厳密にきめられているわけではなく、便宜上の区分である。ふつう、およそ10m以上の木を高木、5m以下の木を低木、その中間の5~10mの木を小高木という。

高木には、ふつう、はっきりとした幹がある。樹木の種類によって、樹高はだいたいきまっているが、同じ樹種でも、生活環境によっては大きな違いをみせることがある。たとえばカラマツは、ふつうの山地では30mをこえる典型的な高木だが、富士山5合目などの高木限界付近では、ハイマツのような低木状の生え方をする。

II. 高木限界

高木限界というのは、樹木が直立して生育することができなくなる限界線のことで、樹木限界ともよばれる。高山帯、寒帯、極地などの高木限界のほかに、砂漠、海岸、湿地でも高木限界はある。