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| I. | プロローグ |
哺乳類は、古生代二畳紀中ごろから中生代ジュラ紀中ごろまで繁栄した爬虫類の獣形目から、古生代三畳紀の初期に枝分かれしたとされている(→ モルガヌコドン)。
しかし哺乳類が数や種類をふやすのはジュラ紀になってからである。ジュラ紀後期には草食生や肉食生の哺乳類があらわれたが、この流れの多くは中生代に絶滅し、新生代まで生きのこったのは単孔類や有袋類などわずかである。
それ以外の現生の哺乳類は、中生代白亜紀に出現した食虫類から分化したものである。これらは、絶滅した種もふくめて哺乳綱を構成する。ここでは、現生の哺乳類についてのみ解説する。