| ダイオキシン汚染 | 項目ビュー | ||||
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| III. | ダイオキシンの発生原因 |
ダイオキシンは、それ自体を利用する目的で製造されたものではない。塩素や炭素、酸素、水素が加熱されると、自然と発生する。農薬やPCBなどの生産工程で不純物として生じ、金属の精錬や再生過程でも生じる。また、製紙工場からの廃液や自動車の排気ガス、タバコの煙、都市ゴミや産業廃棄物の焼却施設での塩素をふくむ塩化ビニルや塩化ビニリデンといったプラスチック類などの人工有機化合物の焼却などによっても生じる(→ゴミ問題の「ダイオキシン汚染」:ゴミ処理)。したがってダイオキシンは現在の大量生産や大量消費、大量廃棄にもとづく多様な経済活動やライフスタイルから生みだされたといえる。
一方、すでに環境中に存在するダイオキシン類の多くは、過去に水田などで使用されていた農薬、とくに除草剤中にふくまれていたものだと考えられている。こうしたダイオキシンの土壌汚染も各地で深刻な問題をひきおこしている。