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| III. | 建築と美術 |
寺域は南、中、北の3院と9谷にわけられる。主要な建造物は中院にある。金堂(国宝)が1599年(慶長4)の再建なのをはじめ、いずれも近世初頭の再建や移築である。もっとも古い建造物は北院にある鎮守社新羅善神堂(国宝)で、1340年(暦応3、興国元)の再建。南院には如意輪観音を安置する観音堂があり、西国三十三カ所観音霊場の第14番札所となっている。
絵画では、国宝の不動明王画像(黄不動)は、高野山の赤不動、青蓮(しょうれん)院の青不動とならぶ三大不動とされる。三井寺の晩鐘で知られる大鐘は、神護寺、平等院の梵鐘(ぼんしょう)とともに日本三名鐘とされる。