散乱(物理)
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散乱(物理)
IV. 弾性波と散乱

また、地表で感じる地震の揺れが徐々におさまっていくのにも、散乱の影響がある。地中をつたわる地震波は、地中の弾性的構造の不均一性によって強く散乱をうける。震源の振動自体はパルス波に近い。しかし、一般に、全体の不均一性によって多重散乱をうけるため尾をひくような包絡線がみられる。この包絡線の形状から、地中の不均一性を逆にもとめることができる。もし地中にとくに顕著な反射体があれば、地震波の観測波形では初期微動に時間差をおいてつづくように反射波がみられる。また、空気中をつたわる音波も同じように散乱をうける。