サーンチー
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サーンチー
IV. 第2ストゥーパ

第1ストゥーパから西へ少しくだると第51僧院跡がある。7つある僧院跡の中でもっともととのったプランをもつもので、約33m四方の区画の中に、中庭をかこんで僧室や歩廊がある。さらに西にすすむと、前2世紀から前1世紀ごろにつくられた第2ストゥーパがあり、ここからはアショーカ王時代の長老比丘10人の名をきざんだ舎利容器が出土した。第3ストゥーパとほぼ同じサイズだが、塔門はなく欄楯をめぐらせている。欄楯の柱の浮彫は民間信仰の神々や動植物の吉祥文が多い。

遺跡群のある丘の麓(ふもと)に、アショーカ王柱の柱頭をかざる四面背中合わせの獅子像などの出土品をおさめた考古博物館がある。サーンチーの仏教遺跡は1989年にユネスコの世界文化遺産に登録された。