構造用鋼
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構造用鋼
III. 機械構造用炭素鋼材

ボルト、キー、軸などの機械構造部品にもちいられる高級炭素鋼の一種で、炭素鋼であるが特殊鋼に分類される鋼材だが、性質は特殊鋼と普通鋼の中間である。平均的炭素量をしめす数字を小数点以下2桁(けた)でしめし、SとCではさんでSC材とよばれる。キルド鋼で、鍛練成形比4以上に圧延または鍛造できるという条件がある。鍛練成形比というのは、鋼材を鍛造していくときに、加工する前の断面積をAとし、加工後の断面積をaとしてA/aであらわされる数値である。

化学成分は不純物がリン0.03%以下、硫黄0.035%以下であることが条件として規定されている。鍛造、切削などの加工と熱処理をおこない、機械構造用にも利用されることが普通鋼との大きな相違である。