| 炭 | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
木材を炭窯(すみがま)で蒸し焼きにした燃料で、木炭ともいう。また、薪が黒くやけのこった消炭(けしずみ)をさすこともある。「箋注(せんちゅう)和名類聚抄」(1827)に「須美墨也、以其黒為名、按須美染也、触之使物黒也」とあり、さわると黒くそまることからすみと命名されたと思われる。炭は世界各地にみられるが、木造家屋の無煙燃料に適し、火質がやわらかで持続性があることなどから、森林資源が豊富な日本では古くから利用され、燃料だけでなく生活のさまざまな分野に応用されてきた。しかし、今日では一部の飲食店や茶事などをのぞくと、日常生活では、ほとんど目にしなくなっている。