微生物
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微生物
III. 細菌より小さな微生物

コッホの時代には、すべての感染症の原因は細菌であると考えられていた。しかし、やがて牛の口蹄疫(こうていえき)やタバコのモザイク病などで、細菌濾過器(ろかき)を通過した濾液の中に病原体があることがわかり、濾過性病原体とよばれることになった。タバコモザイクウイルス

後になって、その実体はウイルスであることが判明するが、じつは濾過性病原体の中にはウイルス以外の微生物も存在する。たとえばリケッチアやマイコプラズマなどで、これらは現在では広い意味の細菌にふくめられているが、通常の細菌よりもずっと小さく、ウイルスとの中間の大きさしかもたない。