| 化石燃料 | 項目ビュー | ||||
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| III. | 有限な資源 |
化石燃料は再生不能なエネルギー資源であり、生成するスピードよりもずっとはやく消費されている。今後は徐々に不足していき、いずれは枯渇するだろうと考えられている。1997年の予測によれば、石油の確認可採埋蔵量は、このままのペースで世界に供給すればあと41年しかもたないという。また、天然ガスは61.9年、石炭は230年と予測されている。もちろん、需要量や生産量は常に変化しているので、このようなデータは慎重に検討しなければならない。それにこの予測は、未発見の埋蔵量を考慮にいれていないので、新たな埋蔵地が発見されれば、可採埋蔵量は増加するはずである。再生不能なエネルギー資源は、可採埋蔵量が減少するにつれコストが上昇する。
このため、熱エネルギーをえる新たな代替エネルギーの開発がすすんでいる。その代表が水力エネルギーと原子力だが、原子力は、放射性廃棄物や廃炉の処理方法が確立していないことや、ひとたび事故が発生した場合の被害の大きさや影響からも解決しなくてはならない問題が山積している。そのため、太陽エネルギーなどの環境汚染を生じないクリーンエネルギーの確立が大きな課題となってきている。