ウォストーク
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ウォストーク
II. 史上初の有人宇宙船

ソ連は初期の宇宙開発において、1957年10月4日に史上初の人工衛星スプートニク1号を成功させたのちも動物をのせた人工衛星の成功など、アメリカを大きくリードしていた。さらにその差を広げるように61年4月12日、史上初の有人宇宙船ウォストーク1号の打ち上げに成功した。

宇宙飛行士はユーリー・ガガーリンで、高度327kmの大気圏外で地球周回軌道にのり、1時間48分の軌道飛行をおこなったのち機械船を分離、大気圏に再突入した。高度約7kmで射出座席によりカプセルから脱出し、パラシュートを開いてソ連領内に降下した。一方のカプセルは高度約4kmで補助パラシュート、そののちメインパラシュートを開き着地した。アメリカの宇宙船のように海に着水できないソ連の宇宙船は、落下の衝撃から宇宙飛行士をまもるため、当時は宇宙飛行士とカプセルが別々に着地していた。地球に帰還したのち、ガガーリンは有名な「地球は青かった」というスピーチをおこなった。