ウサマ・ビンラーディン
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ウサマ・ビンラーディン
II. ビンラーディン一族とウサマの生い立ち

ウサマ・ビンラーディンは、1957年(58年とも)にサウジアラビアのリヤドで生まれた。父親は、イエメンから移住した土建業者で、ウサマは52人兄弟の17番目といわれる。一家は60年代にサウジアラビア西部のヒジャーズにひっこし、のちにメディナにおちついた。70年代の石油ブームによってビンラーディン家の事業は発展をとげ、サウジ王室とのコネクションもえて、中東で最大規模のゼネコン会社「ビンラーディン・コーポレーション」をきずいた。

ウサマは父のあとをつぐことになっており、ジッダの高校を出たあと、サウジアラビアの名門キングズ・アブドゥル・アジズ大学で経営学と経済学をまなんだ。1970年代初めまでは、他のサウジアラビアの裕福な若者とかわらず、ベイルートに滞在したりして、プレイボーイとして名をなしていたらしい。しかし16歳のころから、徐々にイスラム原理主義に傾倒するようになっていったといわれる。