| アメリカ同時多発テロ | 項目ビュー | ||||
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| II. | 同時多発テロの概要 |
ハイジャックした航空機をビルに突入させるという前代未聞の自爆テロが発生したのは、2001年9月11日朝のことであった。まず、午前8時45分ごろ(日本時間同日午後9時45分ごろ)、ボストン発ロサンゼルス行きアメリカン航空11便(ボーイング767型機、乗客・乗員92人)が、ニューヨークの世界貿易センタービルのツインタワー北棟(110階、約417m)上部96~103階付近につっこんだ。ついで9時3分ごろ、ボストン発ロサンゼルス行きユナイテッド航空175便(同型機、同65人)が、南棟(110階、約415m)上部87~93階付近に突入した。
さらに9時45分ごろ、ワシントン発ロサンゼルス行きアメリカン航空77便(ボーイング757型機、同64人)が、ワシントン郊外のアメリカ国防総省につっこんだ。10時10分ごろには、ニューアーク発サンフランシスコ行きユナイテッド航空93便(同型機、同44人)が、ピッツバーグ郊外に墜落したが、これは乗客の抵抗によって突入をまぬがれたものとみられている。
航空機の突入により、世界貿易センタービルでは火災が発生し、10時ごろに南棟が、10時30分ごろには北棟も崩落した。また翌日以降周辺のビルのいくつかも崩壊した。これらの結果、避難できず内部に閉じこめられた人々や救助の消防士ら、2749人が死亡したとされる。また国防総省も旅客機の突入した西側部分が破壊されるとともに火災が発生し、乗員・乗客をふくめ189人が犠牲となった。
自爆テロを実行したハイジャック犯は、各機に4~5人ずつの計19人で、全員が中東系で7人がパイロット資格をもっていた。ほどなく、その全員がビンラーディンひきいるテロ組織アルカーイダのメンバーと特定された。