アメリカ同時多発テロ
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アメリカ同時多発テロ
VI. 北部同盟などの動き

アメリカがアフガニスタンで大規模な地上戦をおこなう意思のないことは当初から予想されていたが、それを裏付けるように、地上戦の担い手は、アフガニスタン北部でタリバーンとの戦いをつづける北部同盟となった。北部同盟は1996年9月のタリバーンによるカブール制圧に対抗して、タジク人中心で前アフガニスタン大統領のブルハヌッディン・ラバニがひきいる「イスラム協会」、ウズベク人中心でラシド・ドスタム将軍ひきいる「アフガニスタン・イスラム運動」、ハザラ人中心の「イスラム統一党」の3派が結成した、反タリバーン連合であった。

反タリバーンだけが共通点の寄り合い所帯であった北部同盟は、兵力も少なく装備も劣悪で、これまでタリバーンに敗戦を重ねていた。しかしアメリカ軍による近接航空支援をえて攻勢へと転じた。当初は時間がかかったものの、11月10日に北部の要衝マザーリシャリーフを陥落させると、13日には首都カブールを攻略した。アメリカ政府などは北部同盟の突出をきらい、カブールの早期攻略ものぞまなかったが、進撃の勢いをとめることはできず、タリバーンはほとんど抵抗せずカブールを撤退した。