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| III. | 長周期型周期表 |
現在よく利用されている周期表は、国際純正・応用化学連合(IUPAC)が推奨している長周期型周期表である。この周期表では、元素を18族(縦方向で18)にわけ、7周期(横方向で7)に分類している。そして、周期表上での元素の分類は、電子殻(でんしかく)に入っていく電子を基準にしている。以前は、族の数を8までとして典型元素をa亜族、遷移元素をb亜族として分類する方式や、元素の性質には無関係にはじめにあらわれたものをA亜族、後にあらわれたものをB亜族と分類する方式を採用していたことがある。また、その際には族をあらわす数字としてローマ数字(→ 数字)がつかわれていたが、現在ではアラビア数字がもちいられている。
第1周期は水素とヘリウムの2つの元素がある。この2つの元素は、もっとも内側の電子核であるK殻(電子が入る軌道は1本あり、ここに電子は2個入れる)に電子が入っていく系列である。第2周期の元素は、K殻の外側にあるL殻に8個の電子が入る系列で、第3周期はM殻に8個の電子が入っていく系列である。これらの周期は短周期とよばれている。
第4周期以降は長周期とよばれ、第4、第5周期には18個の元素が、第6周期にはランタノイドをふくめ32個の元素がおさめられている。第7周期にはアクチノイドがふくまれている。この周期は人工的につくられた放射性元素によって、103番元素のローレンシウムまでの欄がうめられている。
最近では、これよりもさらに重い超ウラン元素も人工的につくりだされており、111番までが正式な名称がつけられているが、112番以降は仮の名称がつけられている。→ 超アクチノイド元素