| 近日点と遠日点 | 項目ビュー | ||||
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| III. | 近点年 |
地球が近日点を通過してから、次に近日点を通過するまでの時間のことを近点年といい、約365.2596日(2000年現在)である。しかし、惑星などの軌道はたがいの摂動(→ 軌道)により変化するため、近日点も変化している。そして、長い単位で考えれば、楕円の長軸は近日点が交点の方向へとわずかに前進するように向きをかえている。地球の場合は、近日点が約10万年で1周する周期で前進しているため、近点年は恒星年(→ 年)よりも4’(分)42.8”(秒)ほど長くなっている。
また、水星における近日点の前進の観測値は、理論値よりも100年につき42”も大きい。このことは、長い間、天体力学における大きな謎(なぞ)であった。しかしアインシュタインの相対性理論をあてはめた補正量とその差が一致することがわかり、ようやく解決した。