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| III. | 可視光線と光の概念 |
もともと光とは目にみえる可視光線をさす言葉だったが、時代がくだるにつれて、観測装置の進歩をふくめて光を「みる」能力が高まり、意味がかわってきた。現在では、波長の長いほうから、電波・マイクロ波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線が、光あるいは電磁波とよばれるようになった。光という概念は時代とともに拡張されてきたのである。
赤より波長が長い光を赤外線、紫より波長が短い光を紫外線といい、いずれも人間にはみえない。しかしミツバチは紫外線をみることができる。このように、生物によって「みえる」波長はことなっているし、色の感じ方もまったくちがう。