| 合成ゴム | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
ゴムノキから採取されるラテックスからつくられる天然ゴム(→ ゴム)に対して、石油からえられる各種の不飽和炭化水素を原料として合成された物質のこと。合成ゴムの物理的性質や化学的性質は、天然ゴム(生ゴム)のように弾性をもち、加硫によって強度が高まる。また、合成ゴムは原料物質の種類によってさまざまなものがつくられており、耐熱性、耐薬品性などの点では天然ゴムよりすぐれたものが多い。
天然ゴムはイソプレンが重合したものだが、合成ゴムの製造では種類に応じてイソプレン以外にもブタジエンやスチレン、プロピレン、エチレンなど、さまざまな物質を重合させている。重合反応にあずかるこれらの原料物質をモノマー(単量体)といい、重合反応がおこるとそれぞれのモノマーが化学結合でむすばれ、ポリマー(高分子化合物)とよばれる巨大な分子を形成する。