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| I. | プロローグ |
単位時間に電流がする仕事、すなわち仕事率を電力という。電流と電圧の積であらわすことができる。電力の単位はワット(W)がもちいられ、1V(ボルト)の電圧をくわえ、1A(アンペア)の電流がながれているとき消費される電力が1Wである。また1000Wのことを1kW(キロワット)といい、これが日常よくつかわれている電力の単位である。
| II. | 電力と発熱量 |
水中にいれた電熱線に電流をながす実験から、発熱量Q(cal)は、くわえた電圧E(V)と、ながれる電流I(A)と、電流をながした時間t(s)に比例する。つまり、
Q = 0.24Eit
の関係がなりたつ。これは、電力をPとすると、P = EIであるから、
Q = 0.24Pt
とあらわすことができる。電力Pは、電流のなす仕事率であるから、たとえば、600Wの電熱器と、1kw(1000W)の電熱器とでは、1kwの電熱器のほうが仕事率が大きく、同じ時間内の発熱量が大きいことを意味している。