| 分光学 | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
スペクトルを研究する分野。化学元素はすべて固有のスペクトルをもっている(→ 元素)。この事実は1859年、ドイツの科学者グスタフ・キルヒホフとロベルト・ブンゼンが、新しいプリズム分光器を開発して化学分析をおこなったときに発見した。
分光器には、プリズムをもちいるものと回折格子をもちいるものとがある。プリズムをもちいる分光器は、外部光源からの光がはいるスリット、いくつかのレンズ、プリズム1つ、接眼レンズからなる。分析する光は、平行な光線にするためにコリメーター・レンズをとおってからプリズムにはいる。そして、スリットの映像が接眼レンズのところで像をむすぶ。プリズムで光がいろいろな色にわかれるので、実際には、ことなる色のスリットの映像がいくつかならんでみえる。こうしてキルヒホフとブンゼンは、化学元素がそれぞれある特定の色の光(スペクトル)を発したり吸収したりするということを発見したのであった。→ 光学