ベトナム戦争
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ベトナム戦争
IV. 南ベトナムでの政治・社会的混乱

状況の悪化に直面したアメリカは、ゴ・ディン・ジェム政府への援助を強化した。1961年11月に400人の部隊がヘリコプター中隊を指揮するためにサイゴンに到着。1年後には1万1200人にふくれあがっていた。いっぽう、反政府勢力の抵抗も強まり、63年には仏教徒による抗議の焼身自殺が頻繁におきた。

1963年11月、ゴ・ディン・ジェム政府は軍事クーデタで崩壊、彼と政治顧問だった弟ゴ・ディン・ニューは殺害され、ズオン・バン・ミン准将が臨時政府を樹立した。のちになって、このクーデタはアメリカの支持のもとでなされたことが明らかとなった。しかしその後も政情は安定せず、2年弱の間に13回のクーデタがおき、内閣は9回交替した。65年のグエン・バン・ティエウおよびグエン・カオ・キ両将軍のもとで政治はやや安定し、67年9月の選挙によってグエン・バン・ティエウが大統領となった。