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| II. | 均一触媒 |
反応物質をふくむ溶液中、または反応物質と同一相の触媒を、均一触媒とよぶ。均一触媒は、反応物質の一方と結合し、もう一方の反応物質とより容易に反応する中間化合物を形成する。しかし、生成物が反応物質に分解する速度も同程度まで加速されるので、触媒は反応の平衡に影響をあたえない。均一触媒反応の1例は、酸化窒素を触媒として二酸化硫黄(いおう)を酸素と反応させて三酸化硫黄を形成する反応である。この反応では中間化合物である二酸化窒素を一時的に形成した後、二酸化窒素が酸素と反応して酸化硫黄を形成する。反応終了時の酸化窒素の量は、反応開始時とかわらない。