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ジャッカル
I. プロローグ

平野、砂漠、草原などに生息する4種類の野生イヌをいう。キンイロジャッカルはアフリカ北部、ヨーロッパ南西部、インドに多い。頭胴長60~106cm、尾長20~30cm。セグロジャッカルは、サハラ以南のアフリカ中部に多く、南はナミビアと南アフリカ東部に分布する。ヨコスジジャッカルはアフリカ中部から南部に、アビシニアジャッカルはエチオピアの中央部に生息する。

II. 形態と生態

顔が細く、鼻づらのとがっているところはキツネに似ているが、体の他の部分の特徴はオオカミに似ている。毛皮は白のまじった黄褐色から淡黄色がふつうで、ふさふさした尾の先はこい色をしている。食物は、げっ歯類、卵、魚、カエル、昆虫、小型レイヨウ類、腐肉、小型の家禽などで、ときおり果実も食べる。狩りは小群がほとんどで、フィールとよばれる鳴き声をかわしあいながらおこなう。1回に3~9子をうむが、前の年に生まれた子がヘルパーとして親をたすけることにより、子の生存率は格段に高くなる。寿命は、飼育下で10~16年。イエイヌと交配可能である。

分類:哺乳綱ネコ目(食肉目)イヌ科。キンイロジャッカルの学名はCanis aureus。セグロジャッカルはC. mesomelas。ヨコスジジャッカルはC. adustus。アビシニアジャッカルはC. simensis