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ポー川

イタリア北部をながれる、同国最大の川。全長約650km。古代にはパドゥス川とよばれた。フランスとの国境に近いイタリア北西部のコティエンヌアルプスにあるビーゾ山に源を発し、東へながれてアドリア海にそそぐ。その間トリノ、ピアチェンツァ、クレモナ、フェッラーラなどの町を通過する。小型船なら河口から約480kmほど流れをさかのぼることができる。

流域はイタリア北部の大半を占めている。おもな支流には、アルプスに発するタナロ川、ドーラバルテア川、ドーラリパリア川、ティチーノ川、アッダ川、アペニノ山脈からながれでるトレビア川、タロ川がある。ポー川は灌漑(かんがい)にも利用され、中・下流域では稲、小麦、トマト、果樹栽培や酪農が盛んである。下流では運河や土手、堤防がきずかれているが、土砂の堆積(たいせき)で河口のポー川デルタ地帯は、年におよそ60mの割合でアドリア海にのびている。