バラ
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バラ
II. 日本の野生バラ

日本にはノイバラ、テリハノイバラ、サンショウバラ、ヤマイバラ、タカネバラ、フジイバラ、モリイバラ、ハマナスなど十数種が自生する。

1. ノイバラ

北海道から九州の山野や川岸などに生える落葉低木。よく枝分かれして高さ1~3mになる。枝にするどい棘が多い。5~6月、枝先の円錐花序(えんすいかじょ:花序)に香りのよい白からあわいピンク色の花が多数さく。花は直径約2cm、花弁は5枚。果実は直径約7mmの球形で、秋に赤く熟す。

2. テリハノイバラ

本州から沖縄の日当たりのよい山野や河原、海岸などに生える落葉低木。名前のように葉に光沢がある。茎は地をはってのび、まばらに棘がある。6~7月、枝先に白い花を数個ずつつける。花の直径は約3cmで、ノイバラよりやや大きい。

3. サンショウバラ

葉がサンショウによく似ているのでこの名がついた。富士・箱根地方にだけ分布する落葉低木。花期は5~6月。花は直径5~6cmでピンク色。