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タルボット,W.H.F.

1800~77 イギリスの科学者・写真家・文献学者。写真技術を開発した先駆者のひとり。ウィルトシャー州ラコック・アベイに生まれる。複写目的でカメラ・オブスキュラをつかっていたタルボットは、印画紙にネガの画像を記録するための化学的処理を開発した(写真の「写真の歴史」)。

1839年1月25日、フランスのダゲールによるダゲレオタイプ処理が公式発表される8カ月前に、「光の素描」とよぶ現像方法の詳細を刊行。41年には画像をカメラの外で現像するカロタイプ処理を発明したが、それは瞬間露光した印画紙を化学溶液にひたすものであった。タルボットの写真作品については、その著作「自然の画筆」(1844年)の図版で説明されている。

のちには文献学および考古学の研究に没頭し、ニネベの楔形(くさびがた)文字の碑文を解読した最初のひとりとなった。