青磁
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青磁
II. 中国

青磁の起源は殷時代の前14世紀ごろとされる。このころの青磁は高温焼成であっても素地は磁器ではなく、釉薬は灰黄色や灰緑色であり、これらは原始青磁と称される。1、2世紀の後漢時代になると、浙江省を中心として本格的な青磁が焼かれるようになる。これらは「古越磁(こえつじ)」とよばれている。さらに8世紀末には浙江省の越州窯青磁があらわれる。このころから中国の青磁は国外へ広く輸出されるようになり、日本をはじめ朝鮮半島、東南アジア、中近東まで分布した。中国の青磁は宋時代にピークをむかえ、汝官窯(じょかんよう)、東窯、南宋郊壇官窯などの官窯ですぐれた青磁が焼かれた。また竜泉窯は南宋以降中国青磁の中心地としてさかえた。日本にも大量にもたらされ、「万声」や「馬蝗絆(ばこうはん)」などの名品が伝世している。