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| II. | 初期の銀河研究 |
アンドロメダ座の中にみえる渦巻銀河を最初に記述したのは、ペルシャの天文学者スーフィーであった。18世紀半ばまでに確認された銀河はわずか3つしかなかった。1781年、フランスの天文学者シャルル・メシエは約100の銀河の目録を発表した。これは「メシエ・カタログ」とよばれ、銀河はメシエ(M)番号であらわされる。たとえばアンドロメダ銀河はM31とよばれる。
18世紀後半にイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェル、カロリン・ハーシェル、ジョン・ハーシェルによって何千という銀河が確認され、記載された。1900年以後は天体撮影によって多数の銀河が発見されている。地球からひじょうに遠くにある銀河は写真上ではあまりに小さいため、星と区別することができない。最大の銀河は、銀河系の約13倍もの星をふくんでいる。
1912年、アメリカの天文学者ベスト・スライファーは、大部分の銀河のスペクトル線が赤いほうにずれていることを発見した(→ 赤方偏移:分光学)。アメリカの天文学者ハッブルは、これは、すべての銀河がたがいに遠ざかるように動いている証拠であり、宇宙が膨張しているという結論をくだした。宇宙が膨張をつづけるのか、それとも引力によって銀河をひきとめ出発点へと収縮させられるのかは、わかっていない。→ 宇宙論