装身具
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装身具
II. エジプト

古代エジプト人は、今日の金工技術の大半をすでにつかいこなしていた。よくつかわれていたのは、カーネリアン、碧玉、紫水晶、トルコ石、ラピスラズリなどの半貴石やエマイユ(七宝)、ガラスを金や銀にはめこんだものである。エジプトの装身具には、ダイアデム、幅のひろいビーズのネックレスや首輪、方形の胸飾り、ブレスレット、指輪などがあった。多くのエジプト人は、両方の手首と肘(ひじ)の上にそれぞれブレスレットをつけていた。とくに普及していた装飾品は印章である。スカラベ(コガネムシ)、スイレン、タカ、ヘビ、目など、宗教的シンボルに由来するモティーフがつかわれた。

現在カイロ博物館に所蔵されている第18王朝のツタンカーメン(前1343~前1325)の墓の副葬品の装身具はとくにすぐれている。エジプト美術