| 弦楽器 | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
弦を振動させて音を出す楽器の総称。ヨーロッパの伝統的な楽器分類法で管楽器(→ 金管楽器:木管楽器)、打楽器とともに楽器の3大部門を形成する。ホルンボステルとザックスの学問的分類における弦鳴楽器とほぼ同義だが、ピアノやハープシコードなど、いわゆる鍵盤楽器は習慣的に除外される。機械的なメカニズムを使用せずに、演奏者が指や簡単な道具によって、弦に直接作用をくわえて演奏する種類の楽器、ということもできる。
管楽器、打楽器と同様、弦楽器も起源は先史時代にさかのぼる。その後、とくにユーラシア大陸においてさまざまな形態に発展し、世界各地に伝播(でんぱ)していった。ヨーロッパ近代の芸術音楽におけるバイオリン族や日本の伝統音楽における筝や三味線、あるいは民俗音楽や現代のポピュラー音楽でのギターなど、弦楽器が重要なはたらきをしている音楽文化は数多い。