| 原子炉 | 項目ビュー | ||||
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| II. | 原子炉の構造 |
原子炉の構造は、次のような仕組みとなっている。まず、核分裂反応をおこさせる核燃料(→ 濃縮ウラン)と、減速材とよばれる核分裂により放出された中性子の速度をおとし、核分裂をおこしやすくするための物質によって炉心が形成されている。炉心は、炉心からもれだす中性子を反射させてもどすための反射材でおおわれ、さらに放射能をふせぐための遮蔽材(しゃへいざい)でかこまれている。なお、反射材は減速材と同一の物質がつかわれ、遮蔽材には水や鉄、コンクリートなどが利用される。
炉心には発生した熱をとりだすために水などの冷却材を循環させて、動力に利用するほか、炉心の加熱や暴走をふせぐ機能をもたせている。核分裂により発生する中性子は制御棒で量が制御され、ゆっくりと連続した核分裂をするように調整する。その上で、核分裂が暴走した際には大きな被害を発生させるので、二重三重の安全対策がほどこされている。→ 原子力事故