| 検索ビュー | ピサロ,C.J. | 項目ビュー |
1830~1903 フランス印象派の画家。バージン諸島、セントトマス島に生まれる。1855年、絵をまなぶためパリに移住。風景画家コローに感銘をうける。初期のころはバルビゾン派に傾倒していたが、その後印象主義のグループに参加し、8回におよぶすべての印象派展に出展する。普仏戦争中(1870~71)は難をのがれて英国にわたり、とくにターナーの風景画を研究、影響をうける。80年代、自らの様式、技法に行き詰まりを感じ、数年間、わかいスーラの点描主義(→ 新印象主義)の技法をこころみるが、やがて元のより自由な印象主義の描法にもどった。
陽光やあふれる光の戯れを追究した画家であり、静かな田舎の風景や河の風景を数多く制作する一方、パリやルアーブル、ロンドンなど都市の街の情景もえがいた。ゴーギャン、セザンヌ、息子のリュシアン・ピサロ、アメリカ人の女流印象派画家カサットらをあたたかくみちびき、すぐれた指導者としても高く評価されている。油彩、水彩、版画と幅ひろく制作し、多作家としても知られる。