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初期の研究 |
生物に多様性をみとめ、そこに系統をみいだすことは、古代ギリシャの哲学者たちもおこなってきたが、進化の過程について科学的に説明しようとこころみる者があらわれるのは、18世紀になってからのことだった。博物学が発展して、現生生物や化石生物について、よりくわしく理解されるようになると、熱心な研究者たちが進化の概念に関心をもつようになった。19世紀初期の代表的な進化論者はラマルクで、さまざまな生物に類似性がみられるのは、ある共通の血統が進化によって形をかえたためであるとした。たとえばライオン、トラそのほかのネコ科動物は、ネコに似た共通の祖先からわかれたものであるという説をとなえた。すでに博物学者たちの間では、ことなった動物はことなった生活様式と環境に適応するという考えが定着していた。ラマルクは、個体は環境の変化によって直接適応をうながされ、その結果が、遺伝する特性(遺伝形質)として、子につたわると考えた。しかし、ラマルクの時代には、この獲得形質による進化の一般的な仮説を、科学的に実証しようとこころみる者はいなかった。
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