単孔類
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単孔類
II. 特徴

単孔類は現生哺乳類の中でもっとも原始的なグループで、生殖輸管と消化管が1本にあわさって外部に開口する総排出孔をもつ。そのため単孔類と名付けられた。またメスには胎盤がないために卵で子をうむ卵生であるが、子は母乳でそだてられる。口には歯がなく、真正の歯は、胚発生の初期の段階の間だけにしかあらわれない。

1. 育児

カモノハシは卵を巣の中にうみ、メスが抱卵して孵化(ふか)させるが、ハリモグラでは育児嚢(いくじのう)の中で卵を孵化させる。また、単孔類の卵が孵化しても、子供は自力ではほとんどなにもできず、たとえばハリモグラの場合、腹部の浅い育児嚢の中にいれられてくらす。単孔類の子供の口は、乳をすえるようにはできておらず、乳首をもたない乳腺から分泌される乳が、母親の腹の毛をつたってきたのをなめとる。

分類:哺乳綱カモノハシ目(単孔目)に属し、カモノハシは、カモノハシ科カモノハシ属Ornithorhynchus。ハリモグラ類は、ハリモグラ科ハリモグラ属Tachyglossusおよびミユビハリモグラ属Zaglossusに分類される。