| マルタ | 項目ビュー | ||||
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| IV. | 経済 |
観光、船舶修理、造船と、輸出向けの製品をつくる製造業がマルタの主要産業である。製造業は、食品加工、衣料品、家具や木製品、印刷、タバコ、船舶、ゴム、プラスチック製品、薬品など。近年は、半導体など電子部品産業の伸びがいちじるしい。マルタには、ガンティヤの巨石神殿をはじめとする先史時代の遺跡が多く、観光が最大の産業になっている。2005年にマルタをおとずれた観光客は、国の人口の3倍近い117万人。
農産物は、ジャガイモ、トマト、コムギ、ブドウ、柑橘類(かんきつるい)など。ほとんどが島の斜面の小さな段々畑で栽培されている。家禽(かきん)、豚、牛、ヒツジ、ヤギなどの飼育もおこなわれている。人口密度が高く、しかも土地がやせているため、マルタは食糧の多くを輸入にたよっている。2003年には、労働力人口の2%が農林水産業に従事している。
2005年のマルタの国内総生産(GDP)は55億6965万米ドル。2002年の輸出額は21億米ドル、輸入額は28億米ドルだった。貿易収支の赤字は、観光収入でおぎなっている。貿易の中心は機械・輸送機器(電子部品をふくむ)で、おもな貿易相手国はイタリア、フランス、イギリス、アメリカ、ドイツ、シンガポール。通貨はマルタ・リラだったが、08年1月にユーロを導入した。