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ガロンヌ川

フランス南部をながれ、大西洋のビスケー湾にそそぐ川。ラテン語ではガルムナ。全長は約645km、流域面積は8万5470km²。スペイン領ピレネー山脈中のマラデタ山地に源を発し、約48kmでフランスのオート・ガロンヌ県にはいり、ネスト川、アリエージュ川などの支流と合流しながらトゥールーズまで北東にながれる。トゥールーズで北西に向きをかえ、ボルドー北方のベク・ダンベスでドルドーニュ川と合流してジロンド川と名をかえ、ビスケー湾にそそぐ。トゥールーズから下流の大きな支流はアベイロン川、ロット川、バイズ川。外洋船はボルドーまで川をさかのぼる。

流量調節のために、1838~1856年に川にそってガロンヌ運河(トゥールーズ~ランゴン)がつくられた。トゥールーズから地中海リオン湾岸のマルセイランまでは17世紀にミディ運河が通じ、大西洋と地中海が直接むすばれた。下流のガロンヌ川とドルドーニュ川にはさまれた地域は、ボルドー・ワイン(ワイン)の生産地として有名である。しばしば氾濫をおこし、多くの災害をもたらしてきた。1770年、1856年、1930年の大洪水は記録にのこるものであった。