| ヒンドゥー教 | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
インド固有の宗教。開祖をもたず、地理的にも歴史的にも多様な信仰と習俗を総称する言葉である。インドの大部分の人々と各地にわたったインド人移民たちが信仰している。インド人移民は東アフリカ、南アフリカ、東南アジア、中南米、イギリスなどに多く、固有の文化への帰属意識の強い印僑とよばれる集団をつくっている。
ヒンドゥー教は、7億を上回る信者数もさることながら、ほかの多くの宗教に深い影響をおよぼした点で、世界宗教のひとつである。ヒンドゥー教の側もほかの宗教から多くの影響をうけ、混交宗教の典型となっている。インドの風土に根ざした宗教であるため、人間生活のあらゆる側面におよぶ社会的慣習、習俗にしみこんだもろもろの信仰が、高度に発達した哲学にまけずおとらず意義深いものとなっている。