| 石器時代 | 項目ビュー | ||||
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| II. | 旧石器時代 |
旧石器時代がもっとも長く、250万年以上前に猿人が石器をはじめて使用したときにはじまり、約1万2000年前までつづいた。この時代は狩猟採集生活をしており、はじめは自然石の端をうちかいて刃をつけたものを、やがて小型の剥片(はくへん)に加工してナイフ状にしたものなど単純な石器がつかわれていたが、人類の進化とともに、さまざまな石器が用途にあわせてつくられた。
旧人の時代には、石器も多様なものとなるが、10万年前ころからは穴をほって埋葬し、石器以外に骨角器なども使用するようになる(→ ネアンデルタール人)。旧石器時代の終わりごろ、旧人にかわって新人があらわれる。現代人とほとんどかわらない現生人類(ホモ・サピエンス)で骨角製の投槍器や槍先(やりさき)・銛先(もりさき)などの狩猟道具をはじめ生活を豊かにするためにさまざまな道具がつかわれるようになった。新人のクロマニョン人は宗教儀式に関係する洞窟絵画(どうくつかいが)をのこすなど、この時代に文化は大きく発達した。→ 人類の進化:旧石器時代美術
| 1. | 日本の旧石器時代 |
日本の旧石器時代は、土器の使用開始以前の時代という意味から、先土器時代といわれることもある。
1949年(昭和24)岩宿遺跡からの石器の発見を契機に、日本でも旧石器時代の研究がはじまり、その後、北海道から沖縄まで日本列島全域でこの時代の遺跡が多数発見されている。
日本列島の旧石器時代は一時、原人(ホモ・エレクトゥス)段階の60万~70万年前までさかのぼるといわれた。ところが、2000年(平成12)11月に日本でもっとも古いといわれた上高森遺跡で旧石器発掘の捏造事件(ねつぞうじけん)が明るみに出て、前・中期旧石器時代といわれた多くの遺跡の再検証調査がおこなわれた。その結果、日本での旧石器時代は、確実なところでは後期旧石器時代の約3万年前までとされ、現在中期旧石器時代のどこまでさかのぼるのか結論は出ていない。